片面ペンにプラスアルファ
今回はシェークに転向を悩んでいる方に一度試してみて欲しい戦型(用具)について書きます。
それは「裏面に粒高を貼る」です
なぜ粒高なのか?
主な理由は以下の通りです。現状(片面ペン)から大幅な変更すること無くボールの変化を生み出すことが可能になります。
- 裏ソフトと比較するとスポンジが薄い(もしくは無い)ためラケットの総重量が増えにくい
- (後述の用途であれば)安価な粒高ラバーでも可能であり、劣化も少ないためコストパフォーマンスに優れる
- 使用する場面を限定すれば初めて裏面にラバーを貼った方でも試合で使いやすい
どう使うのか?
バック~ミドル前のショートサーブのレシーブに粒高を使用します。
特に相手の回転がわからない場合はレシーブミスを減らすことが期待できます。
どういう粒高が良いのか?
お勧めするのは薄めのスポンジありです。OXの方が変化幅は大きいですがスポンジが無い分
ボールの勢いを吸収することが難しい印象を持ちました。
今回の目的は「ミスを減らすこと」であるため、変化幅より使いやすさを優先する方が目的に沿っています。
使いやすさ優先のため、弾みの強いテンション粒よりは昔からあるオーソドックスな粒高の方が適していると考えます。
練習方法
STEP1.バック前にショートサーブを出してもらい、裏面の粒高でレシーブ
STEP2.バック前~ミドル前にコースランダムにショートサーブを出してもらい、裏面の粒高でレシーブ
STEP3.バック前~ミドル前にコースと長短ランダムでサーブを出してもらい、ショートサーブは粒高でレシーブ(ロングサーブは表面でレシーブ)
STEP4.全面ランダムにサーブを出してもらいレシーブ
まとめ
いきなりシェークに転向するのは勇気がいると思いますので、まずは上記のような形で「裏面にラバーを貼った状態」に慣れることはいかがでしょうか?気に入ればペンのままあなたの目的が達成できるかもしれません。